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すいまつ
ふりがな文庫
“すいまつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
水沫
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水沫
(逆引き)
風に砕け散る波は不気味に彼をとり巻き、深海のうねりは彼を運び去り、あらゆる
水沫
(
すいまつ
)
は彼の頭のまわりにざわめき、無数の波は彼の上に打ちつけ、乱るる水の間に彼は半ばのまるる。
レ・ミゼラブル:04 第一部 ファンテーヌ
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
この大河の水は岩礁を
割
(
さ
)
いた水道のコンクリートの
堰
(
せき
)
と赤さびた鉄の扉の上を
僅
(
わずか
)
に越えて、流れ注いで、外には濁った白い
水沫
(
すいまつ
)
と
塵埃
(
じんあい
)
とを平らかに溜めているばかりだ。何の
奇
(
き
)
もなく
閑
(
のど
)
けさである。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
すいまつ(水沫)の例文をもっと
(5作品)
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