“すゐまつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
水沫50.0%
錐末50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして行くべく定められた海と水沫すゐまつとの思ひが、まるで私と私が今寄添つて歩いてゐる主人との間を流れるかのやうに、なほも冷く、そして私と私がいつはりなく
紀昌きしやうこゝにおいて、いへかへりて、つまはたもとあふむけにして、まなこみひらいていなごごとく。二年にねんのち錐末すゐまつまなじりたつすといへどまたゝかざるにいたる。いてもつ飛衞ひゑいぐ、ねがはくはしやまなぶをん。
術三則 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)