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『術三則』
ふりがな文庫
『
術三則
(
じゅつさんそく
)
』
帝王世紀にありといふ。日の怪しきを射て世に聞えたる羿、嘗て呉賀と北に遊べることあり。呉賀雀を指して羿に對つて射よといふ。羿悠然として問うていふ、生之乎。殺之乎。賀の曰く、其の左の目を射よ。羿すなはち弓を引いて射て、誤つて右の目にあつ。首を抑 …
著者
泉鏡花
ジャンル
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 武術
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
仰
(
あふむ
)
心
(
むなもと
)
肯
(
きか
)
小
(
せう
)
射
(
しや
)
大
(
おほき
)
願
(
ねがは
)
先
(
まづ
)
教
(
をしへ
)
昔
(
いにしへ
)
退
(
しりぞ
)
下
(
もと
)
中
(
あ
)
來
(
きた
)
家
(
いへ
)
術
(
じゆつ
)
達
(
たつ
)
首
(
かうべ
)
大
(
だい
)
微
(
び
)
志
(
こゝろざ
)
敵
(
てき
)
爾
(
なんぢ
)
瞬
(
またゝ
)
自
(
みづか
)
三年
(
さんねん
)
丘山
(
きうざん
)
二年
(
にねん
)
亞
(
つい
)
以
(
もつ
)
其
(
そ
)
吾
(
わ
)
嘗
(
かつ
)
射
(
い
)
射手
(
しやしゆ
)
對
(
むか
)
左
(
ひだり
)
帝王
(
ていわう
)
役
(
えき
)
往
(
ゆ
)
後
(
のち
)
怪
(
あや
)
悠然
(
いうぜん
)
旬日
(
じゆんじつ
)
昌
(
しやう
)
曰
(
いは
)
更
(
さら
)
此
(
こ
)
漸
(
やうや
)
皆
(
みな
)
眼
(
まなこ
)
睜
(
みひら
)
聞
(
きこ
)
艷
(
えん
)
著
(
いちじる
)
雀
(
すゞめ
)
雖
(
いへど
)
世
(
よ
)
世紀
(
せいき
)
乃
(
すなは
)
之
(
これ
)
也
(
なり
)
事
(
こと
)
先生
(
せんせい
)
北
(
きた
)
南面
(
なんめん
)
取
(
と
)
右
(
みぎ
)
同
(
おな
)
名譽
(
めいよ
)
呉賀
(
ごが
)
告
(
つ
)
問
(
と
)
善
(
よ
)
在
(
あ
)
如
(
ごと
)
妻
(
つま
)
學
(
まな
)
寢
(
ね
)
左傳
(
さでん
)
弓
(
ゆみ
)
引
(
ひ
)
得
(
え
)
得之
(
これをえ
)
從
(
したが
)
愧
(
は
)
懸
(
か
)
手
(
て
)
承
(
う
)
抑
(
おさ
)
指
(
さ
)
於
(
おい
)
日
(
ひ
)
時
(
とき
)
未也
(
まだなり
)
梭
(
ひ
)
機
(
はた
)
歸
(
かへ
)
無勇
(
ゆうなき
)
然
(
しか
)