“丘山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おかやま50.0%
きうざん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長崎の山々は深緑を畳み、その間に唐風(からふう)の堂寺台閣(どうじだいかく)がチラホラと隠見(いんけん)する。右手の丘山(おかやま)の斜面(なぞえ)には聖福寺(せいふくじ)や崇徳寺(すうとくじ)の唐瓦。
かくて餘物(よぶつ)を覩(み)るや。皆(みな)丘山(きうざん)もたゞならず、乃(すなは)ち自(みづか)ら射(い)る。射(い)るに從(したが)うて、𥶡(りん)盡(こと/″\)く蟲(むし)の心(むなもと)を貫(つらぬ)く。以(もつ)て飛衞(ひゑい)に告(つ)ぐ。先生(せんせい)、高踏(かうたふ)して手(て)を取(と)つて曰(いは)く、汝得之矣(なんぢこれをえたり)。
術三則 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)