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隠見
ふりがな文庫
“隠見”のいろいろな読み方と例文
旧字:
隱見
読み方
割合
いんけん
76.9%
ちらつい
7.7%
ちら/\
7.7%
みえがくれ
7.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いんけん
(逆引き)
加茂川の崖に
倚
(
よ
)
って、庭の木の間から東山の
隠見
(
いんけん
)
される水西荘、
一昨年
(
おととし
)
の冬至、二百三十金で買った、山陽が自慢の家だった。
梅颸の杖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
隠見(いんけん)の例文をもっと
(10作品)
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ちらつい
(逆引き)
「
寧
(
いっ
)
そ
今夜
(
こよい
)
はこのままで」トおもう頃に漸く眼がしょぼついて来て
額
(
あたま
)
が乱れだして、今まで眼前に
隠見
(
ちらつい
)
ていた母親の
白髪首
(
しらがくび
)
に
斑
(
まばら
)
な
黒髯
(
くろひげ
)
が生えて……課長の首になる
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
隠見(ちらつい)の例文をもっと
(1作品)
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ちら/\
(逆引き)
サイダーなどと染め抜いた赤や青の小旗が樹間に
隠見
(
ちら/\
)
して居る中を、瓢箪を携へた梅見客が三々五々と逍遥して居るのが手に取るやうに見られた。
世の中へ
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
隠見(ちら/\)の例文をもっと
(1作品)
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みえがくれ
(逆引き)
高台に出ると
四辺
(
あたり
)
がにわかに開けて林の上を
隠見
(
みえがくれ
)
に国境の連山が
微
(
かす
)
かに見える。
小春
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
隠見(みえがくれ)の例文をもっと
(1作品)
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“隠見”の意味
《名詞》
隠れたり見えたりすること。
(出典:Wiktionary)
隠
常用漢字
中学
部首:⾩
14画
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
“隠”で始まる語句
隠
隠匿
隠岐
隠蔽
隠密
隠袋
隠家
隠居
隠遁
隠棲
“隠見”のふりがなが多い著者
佐藤紅緑
加能作次郎
与謝野寛
二葉亭四迷
国木田独歩
泉鏡太郎
北原白秋
菊池寛
泉鏡花
久生十蘭