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梭
ふりがな文庫
“梭”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひ
50.0%
おさ
23.3%
をさ
20.0%
ヒ
5.0%
さお
1.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひ
(逆引き)
この朝予は吉田の駅をでて、とちゅう畑のあいだ森のかげに絹織の
梭
(
ひ
)
の音を聞きつつ、やがて大噴火当時そのままの石の原にかかった。
河口湖
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
梭(ひ)の例文をもっと
(30作品)
見る
おさ
(逆引き)
正面に向って、
聯
(
れん
)
などを読んでいると、すぐ
傍
(
そば
)
で
梭
(
おさ
)
の音がする。
廟守
(
びょうもり
)
でもおりそうなので、白壁を切り抜いた入口を
潜
(
くぐ
)
って中へ這入った。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
梭(おさ)の例文をもっと
(14作品)
見る
をさ
(逆引き)
彼の心に、
鍵盤
(
キイ
)
の上を
梭
(
をさ
)
のやうに馳けめぐつてゐる白い手が、一番に浮かんだ。それに続いて葬場でヴェールを取り去つた刹那の白い輝かしい顔が浮んだ。
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
梭(をさ)の例文をもっと
(12作品)
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ヒ
(逆引き)
郎女は、
斷
(
キ
)
れては織り、織つては斷れ、手がだるくなつても、まだ
梭
(
ヒ
)
を放さうともせぬ。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
梭(ヒ)の例文をもっと
(3作品)
見る
さお
(逆引き)
桧
(
ひ
)
の
梭
(
さお
)
の飛び交うひまに
レモンの花の咲く丘へ
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
梭(さお)の例文をもっと
(1作品)
見る
“梭(シャトル(織物))”の解説
シャトル(シャットル、shuttle)あるいは杼(ひ)とは、織物を織るときに、経糸(たていと)の間に緯糸(よこいと・ぬきいと)を通すのに使われる道具である。梭(おさ)とも。
(出典:Wikipedia)
梭
漢検1級
部首:⽊
11画
“梭”の関連語
杼
“梭”を含む語句
梭魚
梭櫚
梭影
梭手
梭投
梭石
梭糸
機梭
鶯梭
“梭”のふりがなが多い著者
木暮理太郎
中勘助
徳冨蘆花
フィオナ・マクラウド
島崎藤村
岩野泡鳴
井上円了
北原白秋
野口雨情
柳田国男