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梭魚
ふりがな文庫
“梭魚”の読み方と例文
読み方
割合
かます
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かます
(逆引き)
やがて雪が解けはじめ、
梭魚
(
かます
)
が尾で氷を砕いた。だが、ペトゥローの容態には依然として変りがなく、時と共にいよいよ気むづかしさがつのる一方だつた。
ディカーニカ近郷夜話 前篇:04 イワン・クパーラの前夜
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
貝床の谷へ
梭魚
(
かます
)
が坐りこむと、どんな貝床でも捨てるよりしょうがない。この辺の梭魚は七尺もある大梭魚で、
鑿
(
のみ
)
棒みたいな長い嘴をしごいて矢のように飛びついてくる。
三界万霊塔
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
鯵や
梭魚
(
かます
)
の類が、少い時は桶四五杯多い時には三四十杯も取れた。特殊な魚だけを別により分けて、残ったのを桶一杯ずつ砂の上に積み上げた。買手が大勢来て待っていた。
月明
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
梭魚(かます)の例文をもっと
(6作品)
見る
梭
漢検1級
部首:⽊
11画
魚
常用漢字
小2
部首:⿂
11画
水生動物関連の漢字
黒鯛
鶏魚
鱸
鱶
鱧
鱠
鱚
鱒
鱈
鰻
鰺
鰹
鰯
鰮
鰥
鰤
鰡
鰕
鰒
鰐
...
“梭”で始まる語句
梭
梭櫚
梭影
梭手
梭投
梭石
梭糸
“梭魚”のふりがなが多い著者
村井弦斎
ニコライ・ゴーゴリ
アントン・チェーホフ
薄田泣菫
久生十蘭
豊島与志雄