“かます”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
85.7%
梭魚8.6%
1.4%
1.4%
1.4%
1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蝋塗りに螺鈿を散らした、見事ながそこに落散つて、外に男持の煙草入が一つ、金唐革に、その頃壓倒的に流行つた一閑張の筒。
貝床の谷へ梭魚が坐りこむと、どんな貝床でも捨てるよりしょうがない。この辺の梭魚は七尺もある大梭魚で、棒みたいな長い嘴をしごいて矢のように飛びついてくる。
三界万霊塔 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
目かれせねばしばしやすらひたるに、農夫二人きたりおの/\脊負てかの橋をわたらんとす。
○秋山の人はすべて冬もるまゝにてす、夜具といふものなし。冬は終夜炉中に大火をたき、そのる。甚寒にいたれば他所より稿をもとめて作りおきたるに入りて眠る。
「切れそうも無い莱切包丁が一丁あるだけ、そう/\見事な懐中煙草入がありましたよ。の中には、国分の上等が少々、多分山之助のものでしょうが、少し贅沢ですね」
銭形平次捕物控:239 群盗 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
蹲踞んでをみていると、飛んでゆく鳥の影が、まるでかなんかが泳いでいるように見える。水色をした小さいが、石崖の間を、をふりながら登って来ている。
田舎がえり (新字新仮名) / 林芙美子(著)
そのうちの二人は熊本の高等学校の教師で、その二人のうちの一人は運悪くせむしであった。女では宣教師を一人知っている。ずいぶんとんがった顔で、またはに類していた。
三四郎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)