“終夜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よもすがら38.5%
よっぴて15.4%
よすがら10.3%
よつぴて7.7%
ヨモスガラ7.7%
しゅうや5.1%
しゆうや5.1%
ひとよ5.1%
しうや2.6%
よどおし2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日出雄少年二名水兵して一言なく、稻妻終夜しにえたので餘程れたとえ、つてる。
あいつは昨夜ジナイーダが結婚すると云う噂に亢奮して、終夜この周囲彷徨き歩いていたと云うのだがね。しかし、あの男は犯人じゃない。
聖アレキセイ寺院の惨劇 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
其の林や木立は、冬の暴風雨の夜、終夜り通し悲鳴を擧げ通して其の死滅の影となツたのだ……雖然鬪は終ツた。永劫の力は、これから勢力を囘復するばかりだ。
解剖室 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
もし間違ツたら、終夜歩いてゐる事に覺悟をてゐたが、たゞて見たゞけの事で、中々心から其樣な勇氣の出やう筈が無い。
水郷 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
機に上つて日ねもす、時には終夜、織つて見るけれど、蓮の絲は、すぐにになつたり、れたりした。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
このとき、これにして、あちらにいているさながいいました。このは、終夜世界見守っている、やさしいでありました。
ある夜の星たちの話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
これからは又々斷食しくれてつたが、へると此後吾等如何になるやら、絶望躍氣とに終夜らず、翌朝になつて、はそよ/\といて、んでたが
朝明待たず終夜うづくみ死鳥の雄鴨がそばに雌鴨斃れぬ
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
本島主人公なる櫻木海軍大佐健康もなく、此頃では終日終夜を、秘密造船所つてる。
大「うん、彼奴終夜廻るというので、何うも邪魔だ」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)