“躍氣”の読み方と例文
新字:躍気
読み方割合
やつき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、感情的かんじやうてき高岡軍曹たかをかぐんそう躍氣やつきとなつて中根なかね賞讃しやうさんした。そして、興奮こうふんしたなみだめてゐた。
一兵卒と銃 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
これからは又々また/\斷食だんじきこのむなしくれてつたが、かんがへると此後このゝち吾等われら如何いかになることやら、絶望ぜつぼう躍氣やつきとに終夜しゆうやねむらず、翌朝よくてうになつて、あかつきかぜはそよ/\といて、ひがしそらしらんでたが
田中たなかなに愚圖々々ぐづぐづしとるかつ‥‥」と、軍曹ぐんそう躍氣やつきになつてあしをどたどたさせた。
一兵卒と銃 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)