“よすがら”の漢字の書き方と例文
語句割合
終夜100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
林の貫きて真直ますぐに通う路あり、車もようよう通いるほどなれば左右のこずえは梢と交わり、夏はの葉をもるる日影鮮やかに落ちて人の肩にゆらぎ、冬は落ち葉深く積みて風吹く終夜よすがら物のささやく音す。
わかれ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)