かます)” の例文
目かれせねばしばしやすらひたるに、農夫のうふ二人きたりおの/\かます脊負せおひてかの橋をわたらんとす。
○秋山の人はすべて冬もきのるまゝにてす、かつ夜具やぐといふものなし。冬は終夜よもすがら炉中ろちゆうに大火をたき、そのかたはらねふる。甚寒にいたれば他所より稿わらをもとめて作りおきたるかますに入りて眠る。