“叭”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
あくび60.0%
おくび20.0%
かます20.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“叭”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「ええひどい蚊だ」ひざのあたりをはたとてり。この音にや驚きけん、馭者は眼覚めさまして、あくびまじりに、
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
と泥だらけの駒下駄こまげたはきし両足をぶらぶらさせ大きなあくびする顔を鏡に映して見てゐる様子かへつてあどけなし。
桑中喜語 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
父はルムペンかと思うような身装みなりも平気だが、母はやわらかい羽織でも引っかけ、印台の金の指環ゆびわなど指にめて、おまいりでもして歩きたいふうで、家の暮しも小楽らしく何かと取り繕い、芸者をしている娘から仕送ってもらっていることなどは、おくびにも出さなかった。
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
「切れそうも無い莱切なきり包丁が一丁あるだけ、そう/\見事な懐中煙草入がありましたよ。かますの中には、国分こくぶの上等が少々、多分山之助のものでしょうが、少し贅沢ぜいたくですね」
銭形平次捕物控:239 群盗 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)