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『田舎がえり』
ふりがな文庫
『
田舎がえり
(
いなかがえり
)
』
東京駅のホームは学生たちでいっぱいだった。わたしの三等寝台も上は全部学生で女と云えば、わたしと並んだ寝台に娘さんが一人だった。トランクに凭れて泣いているような鼻のすすりかたをしている。わたしは疲れていたので、枕もとのカアテンを引いてすぐ横に …
著者
林芙美子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約13分(500文字/分)
朗読目安時間
約22分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
面
(
も
)
空
(
す
)
埋
(
うも
)
因
(
いん
)
忙
(
せ
)
空
(
あ
)
本町
(
もとちょう
)
夙
(
とう
)
水
(
み
)
染
(
そめ
)
宿帳
(
やどちょう
)
灯火
(
あかり
)
浸
(
し
)
聴
(
きこ
)
森
(
しん
)
聞
(
きこ
)
往来
(
おうらい
)
呆
(
ぼ
)
釣
(
つり
)
肘
(
ひじ
)
釦
(
ボタン
)
花
(
はな
)
芝生
(
しばふ
)
障子
(
しょうじ
)
頬
(
ほお
)
高札
(
こうさつ
)
色褪
(
いろあ
)
膝
(
ひざ
)
黄昏
(
たそがれ
)
魚臭
(
さかなくさ
)
魣
(
かます
)
羽虫
(
はむし
)
縄手
(
なわて
)
結
(
ゆ
)
素焼
(
すやき
)
紅
(
あか
)
鯨幕
(
くじらまく
)
躑躅
(
つつじ
)
袖
(
そで
)
蹴上
(
けあげ
)
蹲踞
(
しゃが
)
辛
(
つら
)
赧
(
あか
)
豪奢
(
ごうしゃ
)
調
(
ととの
)
訊
(
き
)
襯衣
(
シャツ
)
褪
(
あ
)
苔
(
こけ
)
発
(
た
)
這入
(
はい
)
蟹
(
かに
)
螯
(
はさみ
)
蛍
(
ほたる
)
虻
(
あぶ
)
薄陽
(
うすび
)
蒲団
(
ふとん
)
呿呻
(
あくび
)
岬
(
みさき
)
山科
(
やましな
)
展
(
ひら
)
尾道
(
おのみち
)
小波
(
さざなみ
)
如何
(
いか
)
大垣
(
おおがき
)
嗅
(
か
)
喃
(
のう
)
啄木
(
たくぼく
)
島
(
しま
)
吃驚
(
びっくり
)
叩
(
たた
)
卯
(
う
)
半襟
(
はんえり
)
匂
(
にお
)
凭
(
もた
)
処
(
ところ
)
八瀬
(
やせ
)
何時
(
いつ
)
歓
(
よろこ
)
磚茶
(
せんちゃ
)
石崖
(
いしがけ
)
瞼
(
まぶた
)
百年
(
ももとせ
)
白粉
(
おしろい
)
久松
(
ひさまつ
)
疏水
(
そすい
)
田舎
(
いなか
)
片言
(
かたこと
)
熱海
(
あたみ
)
空地
(
あきち
)
棺桶
(
かんおけ
)
桟橋
(
さんばし
)
木口
(
きぐち
)
晒
(
さら
)
挟
(
はさ
)
懶
(
ものう
)
愉
(
たの
)
応
(
こた
)
巴里
(
パリ
)