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素焼
ふりがな文庫
“素焼”のいろいろな読み方と例文
旧字:
素燒
読み方
割合
すやき
55.6%
すや
38.9%
テラコッタ
5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すやき
(逆引き)
素焼
(
すやき
)
の
土偶
(
でく
)
は粉になって、四方へ破片を飛ばしたのです。すると、その樹のうしろあたりから、あっと言って姿を見せた男女がある。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
素焼(すやき)の例文をもっと
(10作品)
見る
すや
(逆引き)
「あたしは、すみれを
鉢
(
はち
)
に
移
(
うつ
)
してやりましょう。」と、
竹子
(
たけこ
)
さんはいって、すみれをば
地面
(
じめん
)
から
離
(
はな
)
して、
素焼
(
すや
)
きの
鉢
(
はち
)
の
中
(
なか
)
に
移
(
うつ
)
しました。
つばきの下のすみれ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
素焼(すや)の例文をもっと
(7作品)
見る
テラコッタ
(逆引き)
それから
蛇腹
(
じゃばら
)
、また廊下の壁面を貫いている
素焼
(
テラコッタ
)
の朱線にも、注意を払っていいと思う
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
素焼(テラコッタ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“素焼(素焼き)”の解説
素焼きあるいは素焼(すやき、la: terra cocta、it: terra cotta、en: terracotta、テラコッタ)とは、
粘土を、釉薬をかけないまま、(焼き物としては)比較的低い温度で軽く焼き固める(焼成する)方法、およびそうしてできた焼き物のこと。釉を施さずに焼いた陶器。
最終的には釉薬をほどこした陶磁器を作る場合に、「本焼き」に入る前の段階として、成形した粘土を、一旦釉薬をかけずに焼き固めることや、そうしてできたもののこと。
(出典:Wikipedia)
素
常用漢字
小5
部首:⽷
10画
焼
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“素”で始まる語句
素人
素
素直
素性
素振
素気
素朴
素足
素姓
素破
“素焼”のふりがなが多い著者
淡島寒月
小栗虫太郎
梶井基次郎
中里介山
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
ヴィルヘルム・カール・グリム
吉川英治
林芙美子
夏目漱石
国枝史郎