“色褪”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
いろあ92.3%
いろさ3.8%
3.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“色褪”を含む作品のジャンル比率
文学 > ドイツ文学 > その他のゲルマン文学7.1%
文学 > 英米文学 > 小説 物語1.7%
文学 > 日本文学 > 戯曲0.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
幼子を抱いて、色褪いろあせた衣服もよけい着くずしているかたちだが、どこかには上流婦人らしい大容おおような風もある。
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それから、もう一人の色つやの悪い、せた、貧相な女の子の姿が、そのかたわらに色褪いろあせて、ぼおっと浮ぶ。
幼年時代 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
最も所好すきなるは御横顔の半身のに候へども、あれのみ色褪いろさめ、段々薄く相成候が、何より情無く存候へども、長からぬ私の宝に致し候間は仔細も有るまじく、き後には棺の内にをさめもらひ候やう、母へはそれを遺言に致候覚悟に御座候。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
ぐるりには大入袋や安っぽい石版摺りの似顔絵などが、一面に張られていて、壁地の花模様などは、何が何やら判らないほどに、色褪めていた。
人魚謎お岩殺し (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)