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愉
ふりがな文庫
“愉”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たの
90.4%
たのし
6.1%
た
0.9%
たのしみ
0.9%
タヌ
0.9%
タノ
0.9%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たの
(逆引き)
あるいは
愉
(
たの
)
しそうなかるい笑い声が聞えてくる。死のような静寂が周囲にみなぎっているので、その対照はあまりにも目ざましい。
ウェストミンスター寺院
(新字新仮名)
/
ワシントン・アーヴィング
(著)
愉(たの)の例文をもっと
(50作品+)
見る
たのし
(逆引き)
姉がヴァイオリンを
弾
(
ひ
)
いて
伴
(
とも
)
に
愉
(
たのし
)
んだある夏の夕暮だったが、いま姉も一緒につれてここをこうして旅したなら、どんなことを姉は云い出すだろうと空想したりした。
罌粟の中
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
愉(たのし)の例文をもっと
(7作品)
見る
た
(逆引き)
養蚕をしている村への菜穂子や明を
交
(
ま
)
じえての雨後の散歩、村はずれでの
愉
(
た
)
しいほど期待に充ちた分かれ——、それだけの出会が
菜穂子
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
愉(た)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
たのしみ
(逆引き)
それは、空を飛下りる時の、妖しい幻影にのみ、
愉
(
たのしみ
)
をつないでいる、淋しい男の姿だった。
夢鬼
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
愉(たのしみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
タヌ
(逆引き)
山料地
(
ヤマガタ
)
に蒔ける菘菜も 吉備びとゝ共にしつめば、
愉
(
タヌ
)
しくもあるか(仁徳天皇——記)
叙景詩の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
愉(タヌ)の例文をもっと
(1作品)
見る
タノ
(逆引き)
女たちの噂した所の、
袈裟
(
ケサ
)
で謂へば、五十条の
大衣
(
ダイエ
)
とも言ふべき、
藕糸
(
グウシ
)
の上帛の上に、郎女の目はぢつとすわつて居た。やがて筆は、
愉
(
タノ
)
しげにとり上げられた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
愉(タノ)の例文をもっと
(1作品)
見る
愉
常用漢字
中学
部首:⼼
12画
“愉”を含む語句
愉快
不愉快
愉悦
愉楽
愉樂
愉快氣
大愉快
心愉
愉快気
愉快々々
静愉
歓言愉色
愉楽三昧
愉快相
愉園
愉々快々
安愉
卑劣不愉快
人愉快
“愉”のふりがなが多い著者
ワシントン・アーヴィング
梅崎春生
林芙美子
蘭郁二郎
室生犀星
中島敦
吉川英治
堀辰雄
ライネル・マリア・リルケ
織田作之助