“たのし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
67.4%
16.1%
10.1%
3.2%
愉快0.9%
0.5%
0.5%
0.5%
怡楽0.5%
0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
も今日が書入日でござりまする。この御寺に、月に二斎をみにいたしております。どうぞ一番御上人様へ御取次下されまし。」
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ある者は湖面に花を咲かせていたし、ある者は根となって人眼に触れぬ水底に隠れていた。魚は平和をみ、鳥は波上に歓びをった。
夜明けの辻 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
そこもさんのきなところで、手桶をかついでたり、んだりするつて、それを見のをひました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
ほかの参観人は将棋の専門家、又は、好棋家で、棋譜をたのしむ人たちであるから、控室で指手を研究してんでゐるが、私は将棋はヘタクソだから、さうは、いかない。
勝負師 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
りのする花の咲き軟らかな草のって居る広野愉快げに遊行したところ、水は大分に夏の初めゆえれたれどなお清らかに流れて岸を洗うて居る大きな川に出で逢うた
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
我心はみたれど我舌はぼれたりき。フエデリゴ打興じて曰ふやう。此男は一の明珠なり。その一失は第二のヨゼツフたるにあり。
蜃氣樓よと漁父等は叫びて、相してみ笑へり。彼の漁父の子のみは獨り笑はざりき。知らずや、かの樓閣はわが昔少女と共に遊び暮しゝ處なるを。
鼓舌嘉粗飯 舌を鼓して粗飯をむ。
閉戸閑詠 (新字旧仮名) / 河上肇(著)
目下頗る心をましむるに足る情人を我所有としてゐる。然るに僕は此手紙を書いてしまふと、あの黯澹たる深紅色の我目を喜ばしむる、美しい波斯の氈の上で自殺しようと思ふ。
不可説 (新字旧仮名) / アンリ・ド・レニエ(著)
職司の種類のには、主につけるものにあらずして、その表面は極めて格好に且つ怡楽きものなるに似たれど、終りには、死を意味するものあり。
主のつとめ (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
農夫と督耕者と農に益ある禽獣を饗せしは仁の至義の尽なりと『礼記』にめて居る、子貢蜡を観る、孔子曰くきか、えて曰く一国の人皆狂せるごとし、賜その楽しさを知らざるなり