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たのし
ふりがな文庫
“たのし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
楽
66.5%
娯
17.0%
樂
10.3%
愉
3.1%
愉快
0.9%
嬉
0.4%
嘉
0.4%
怡
0.4%
怡楽
0.4%
栄
0.4%
▼ 他 7 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
楽
(逆引き)
「
私
(
わし
)
も今日が
書入日
(
かきいれび
)
でござりまする。この御寺に、月に二斎を
楽
(
たのし
)
みにいたしております。どうぞ
一番
(
ひとつ
)
御上人様へ御取次下されまし。」
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
たのし(楽)の例文をもっと
(50作品+)
見る
娯
(逆引き)
ある者は湖面に花を咲かせていたし、ある者は根となって人眼に触れぬ水底に隠れていた。魚は平和を
娯
(
たのし
)
み、鳥は波上に歓びを
謳
(
うた
)
った。
夜明けの辻
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
たのし(娯)の例文をもっと
(38作品)
見る
樂
(逆引き)
そこも
父
(
とう
)
さんの
好
(
す
)
きなところで、
家
(
うち
)
の
人
(
ひと
)
が
手桶
(
てをけ
)
をかついで
來
(
き
)
たり、
水
(
みづ
)
を
汲
(
く
)
んだりする
側
(
そば
)
に
立
(
た
)
つて、それを見
る
(
み
)
のを
樂
(
たのし
)
く
思
(
おも
)
ひました。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
たのし(樂)の例文をもっと
(23作品)
見る
▼ すべて表示
愉
(逆引き)
ほかの参観人は将棋の専門家、又は、好棋家で、棋譜をたのしむ人たちであるから、控室で指手を研究して
愉
(
たのし
)
んでゐるが、私は将棋はヘタクソだから、さうは、いかない。
勝負師
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
たのし(愉)の例文をもっと
(7作品)
見る
愉快
(逆引き)
香
(
かお
)
りのする花の咲き軟らかな草の
滋
(
しげ
)
って居る
広野
(
ひろの
)
を
愉快
(
たのし
)
げに
遊行
(
ゆぎょう
)
したところ、水は大分に夏の初めゆえ
涸
(
か
)
れたれどなお清らかに流れて岸を洗うて居る大きな川に出で逢うた
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
たのし(愉快)の例文をもっと
(2作品)
見る
嬉
(逆引き)
我心は
嬉
(
たのし
)
みたれど我舌は
緘
(
むす
)
ぼれたりき。フエデリゴ打興じて曰ふやう。此男は一の明珠なり。その一失は第二のヨゼツフたるにあり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
蜃氣樓よと漁父等は叫びて、相
指
(
ゆびさ
)
して
嬉
(
たのし
)
み笑へり。彼の漁父の子のみは獨り笑はざりき。知らずや、かの樓閣はわが昔少女と共に遊び暮しゝ處なるを。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
たのし(嬉)の例文をもっと
(1作品)
見る
嘉
(逆引き)
鼓舌嘉粗飯 舌を鼓して粗飯を
嘉
(
たのし
)
む。
閉戸閑詠
(新字旧仮名)
/
河上肇
(著)
たのし(嘉)の例文をもっと
(1作品)
見る
怡
(逆引き)
目下頗る心を
怡
(
たのし
)
ましむるに足る情人を我所有としてゐる。然るに僕は此手紙を書いてしまふと、あの黯澹たる深紅色の我目を喜ばしむる、美しい波斯の氈の上で自殺しようと思ふ。
不可説
(新字旧仮名)
/
アンリ・ド・レニエ
(著)
たのし(怡)の例文をもっと
(1作品)
見る
怡楽
(逆引き)
職司
(
つとめ
)
の種類の
中
(
うち
)
には、主につけるものにあらずして、その表面は極めて格好に且つ
怡楽
(
たのし
)
きものなるに似たれど、終りには、死を意味するものあり。
主のつとめ
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
たのし(怡楽)の例文をもっと
(1作品)
見る
栄
(逆引き)
農夫と督耕者と農に益ある禽獣を饗せしは仁の至義の尽なりと『礼記』に
讃
(
ほ
)
めて居る、
子貢
(
しこう
)
蜡を観る、孔子曰く
賜
(
し
)
や
栄
(
たのし
)
きか、
対
(
こた
)
えて曰く一国の人皆狂せるごとし、賜その楽しさを知らざるなり
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
たのし(栄)の例文をもっと
(1作品)
見る
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