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怡楽
ふりがな文庫
“怡楽”のいろいろな読み方と例文
旧字:
怡樂
読み方
割合
いらく
66.7%
たのし
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いらく
(逆引き)
此声の如何に高かつたかは、自分が悠々たる追憶の
怡楽
(
いらく
)
の中から、俄かに振返つて、其児供の
指
(
ゆびさ
)
す方を見たのでも解る。
葬列
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
おおよその人が老年になって、往事を無邪気に顧みて、ただそれなりに
皺
(
しわ
)
ばんだ
口辺
(
こうへん
)
に微笑を
湛
(
たた
)
え得るならば、それでも人生の静かな
怡楽
(
いらく
)
が感ぜられもし、またその境地で満足してもいられよう。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
怡楽(いらく)の例文をもっと
(2作品)
見る
たのし
(逆引き)
職司
(
つとめ
)
の種類の
中
(
うち
)
には、主につけるものにあらずして、その表面は極めて格好に且つ
怡楽
(
たのし
)
きものなるに似たれど、終りには、死を意味するものあり。
主のつとめ
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
怡楽(たのし)の例文をもっと
(1作品)
見る
“怡楽”の意味
《名詞》
喜び、楽しむこと。
(出典:Wiktionary)
怡
漢検1級
部首:⼼
8画
楽
常用漢字
小2
部首:⽊
13画
“怡”で始まる語句
怡
怡々
怡悦
怡然
怡土
怡和
怡晏
怡樂
怡土郡
怡顔斎
“怡楽”のふりがなが多い著者
蒲原有明
北村透谷
石川啄木