“鰹”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かつお77.5%
かつを18.3%
おかゝ1.4%
かつほ1.4%
がつお1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その他、鮨の材料を採ったあとの中落だの、だの、の白子だのをに調理したものが、ときどき常連にだけ突出された。
(新字新仮名) / 岡本かの子(著)
も裏長屋まで行渡つて、時鳥も珍らしくはなく、兩國橋を渡つて、大川の上手へ出ると、閑古鳥行々子も鳴いてゐた時代です。
と、芥川さんがじて以来、——東京府ある女連は、東北旅行する亭主のでんぶと、焼海苔と、梅干と、氷砂糖調へることを、陰膳とゝもにれないつた。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
露宿をなして以来此汁をること二回、其味なり、ふるにの煑出しを以てす、偶々汁をることあるも常に味噌を入るるのみなれば、当夜の如き良菌を得たるときは
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
しまいに彼は灘万のまなとか何とかいうものを、是非父に喰わせたいと云いった。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)