“鰹(おかゝ)” の例文
と、芥川(あくたがは)さんが詠(えい)じて以来(いらい)、——東京府(とうきやうふ)の心(こゝろ)ある女連(をんなれん)は、東北(とうほく)へ旅行(りよかう)する亭主(ていしゆ)の為(ため)に鰹(おかゝ)のでんぶと、焼海苔(やきのり)と、梅干(うめぼし)と、氷砂糖(こほりざたう)を調(とゝの)へることを、陰膳(かげぜん)とゝもに忘(わす)れない事(こと)に成(な)つた。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)