“女連”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おんなれん42.1%
おんなづれ28.9%
をんなれん13.2%
をんなづれ10.5%
おんなづ5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御輿の近づいたことを、お仙が報(しら)せに来た。女連(おんなれん)は門の外まで出た。そこから家々の屋根、町の中央を流れる木曾川が下瞰(みおろ)される。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
暫(しばら)くは誰(だれ)も物を言わない。日暮里(にっぽり)の停車場(ば)を過ぎた頃、始めて物を言い出したのは、黒(くろ)うとらしい女連(おんなづれ)であった。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
寢(ね)しなに女連(をんなれん)のこれが問題(もんだい)になつた。ガラスを通(とほ)して、ふすまが松葉越(まつばご)しに外(そと)から見(み)えよう。友禪(いうぜん)を敷(し)いた鳥(とり)の巣(す)のやうだ。
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
うごめかして白山(はくさん)の祭禮に勇を振ひて女連(をんなづれ)の敵を驚かせしこと親父に追出されて信州の友を尋ね矢鱈(やたら)婦人に思ひ付かれしこと智計を
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
ですから中幕(なかまく)がすむと間もなく、あの二人の女連(おんなづ)れが向うの桟敷(さじき)にいなくなった時、私は実際肩が抜けたようなほっとした心もちを味わいました。
開化の良人 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)