“松葉越”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まつばご50.0%
まつばごし50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しなに女連をんなれんのこれが問題もんだいになつた。ガラスをとほして、ふすまが松葉越まつばごしにそとからえよう。友禪いうぜんいたとりのやうだ。
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
松葉越まつばごしに見えましょう。あの山は、それ茸狩たけがりだ、彼岸ひがんだ、二十六夜待やまちだ、月見だ、と云って土地の人が遊山ゆさんに行く。あなたも朝夕見ていましょう。
縁結び (新字新仮名) / 泉鏡花(著)