“松葉形”の読み方と例文
読み方割合
まつばがた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小野さんは再び布団の下をのぞいて見た。松葉形まつばがたつなぎ合せた鎖の折れ曲って、表に向いている方が、細く光線を射返す奥に、盛り上がる七子ななこふちかすかに浮いている。たしかに時計に違ない。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)