“おんなづれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
女連78.6%
女伴21.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伊「師匠、おめえわりい、重いものを持ってるもんだから足元を見るのだ、それに女連おんなづれだからよ、駄洒落などを云うから宜くない、少しばかり鼻薬を遣んなよ」
主人は旅順の陥落より女連おんなづれの身元を聞きたいと云う顔で、しばらく考え込んでいたがようやく決心をしたものと見えて「それじゃ出るとしよう」と思い切って立つ。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
小林は言葉をぐ前に、洋盃を下へ置いて、まず室内を見渡した。女伴おんなづれの客のうち、一組の相手は洗指盆フィンガーボールの中へ入れた果物を食った後の手を、たもとから出した美くしい手帛ハンケチで拭いていた。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
小女こむすめはちょっと足を止めるようにしたが、すぐ歩き出した。山西はその右の手にじぶんの手をかけようとした。と、二三人の歌妓げいしゃらしい女伴おんなづれがむこうの方から来たので、出そうとした手をひっ込めた。
水魔 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)