“をんなれん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
女連83.3%
婦連16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
キヤバレエには伊太利イタリイ人の音楽や踊子のをどりがあり、又気取つた風をした即興詩人が二三人も居て当意即妙の新作を歌ふ。其れから客と美しい女連をんなれんとのダンス暁方あけがたまで続くのである。(五月二日)
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
女連をんなれん、滑らかな床几に坐つてまあよいことだ
黒塀くろべいの、溝端どぶばた茣蓙ござへ、つかれたやうに、ほつと、くのひざをついて、婦連をんなれんがいたはつてんでした、ぬるまで、かるむねをさすつた。そのをんな風情ふぜいなまめかしい。
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)