女連をんなづれ)” の例文
うごめかして白山はくさんの祭禮に勇を振ひて女連をんなづれの敵を驚かせしこと親父に追出されて信州の友を尋ね矢鱈やたら婦人に思ひ付かれしこと智計を
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
二日も三日も汽船が出ないとなると爲方しかたがなしに人足を雇つてはその峠へかゝつてゆく女連をんなづれ子供連こどもづれの客が見かけられます。
ふと、気が附いて見ると例の三人の女連をんなづれは、一斉に立ち上つて降りようとしてゐる。彼は『席が空いたな』と、思つた。
我鬼 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
女連をんなづれ霎時しばらく其處に腰を掛けてゐたが、軈て清子も一緒になつて出た。
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)