“白山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はくさん92.6%
しらやま4.4%
シラヤマ1.5%
モン・ブラン1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
国境の山、赤く、黄に、峰岳みねたけを重ねてただれた奥に、白蓮の花、玉のたなそこほどに白くそびえたのは、四時しじに雪を頂いて幾万年の白山はくさんじゃ。
伯爵の釵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
氏神うじがみである白山しらやま神社の境内には、「四海泰平」「徳光遍世」などと書かれた白いのぼりが、七月の風に、パタパタと鳴っている。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
此神楽で、先注意しなければならぬものは、伊勢の神楽の真床襲衾にあたるものを、こゝでは白山シラヤマと言うてゐる事です。此に這入つて生れ出る式があつたのです。
白山モン・ブランにおける登山地点、シャモニイ渓谷の発見も、また同様の関係を有している。
上高地風景保護論 (新字新仮名) / 小島烏水(著)