“四時”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しじ52.4%
しいじ14.3%
しゞ4.8%
ななつ4.8%
よじ4.8%
よつ4.8%
よつどき4.8%
よつのとき4.8%
よとき4.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“四時”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 芸術・美術 > 芸術史 美術史40.0%
歴史 > 地理・地誌・紀行 > アジア25.0%
文学 > ドイツ文学 > その他のゲルマン文学7.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
しかれども白晝はくちう横行わうぎやう惡魔あくまは、四時しじつねものにはあらず。
蛇くひ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
その画面は絵巻物を繰りひろぐるが如く上巻より下巻まで連続して春夏秋冬の四時しじわたる隅田川両岸の風光を一覧せしむ。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
またもし自然描写に興味が動くならば、そこにも四時しいじのさまざまな情景が一つの系列として現われてくるであろう。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
此地は廣袤くわうばう幾里の間、四時しいじ春なる芳園にして、其中央なる石級上にアマルフイイのまちあり。
水なるかな、ヨハネが生命いのちの川の水を夢み、熱砂に育ちしマホメツトの天国が四時しゞ清水流れ果樹実を結ぶ処なるも、うべなるかな。
しかし道弥の姿は、もう表の闇に消えていった。——同時のように、ジイジイと置土圭が四時ななつを告げた。
老中の眼鏡 (新字新仮名) / 佐々木味津三(著)
あけがた三時さんじきて、たきたての御飯ごはん掻込かつこんで、四時よじ東京驛とうきやうえきなどとはおもひもらない。
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
靜岡着しづをかちやく午前ごぜんまさに四時よじなのであつた。
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
——で、ホッと安心し、顔色を直した十兵衛が、明日は四時よつ立ちで帰家かえると云い、隣室へ引き取って行った後を、長庵胸へ腕を組んだが、さてこれからが大変である。
村井長庵記名の傘 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
乳母はこれがために参詣を思ひ留まり、夫も昼四時よつどき前に本郷を出ることを得なかつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
おほひ地載せて、四時よつのときめぐり行き、万気よろづのしるし通ふことを得。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
あらも新、四時よときばかりの——。」