“よつどき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
巳刻37.5%
亥刻12.5%
亥刻時12.5%
四刻12.5%
四刻時12.5%
四時12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一杉戸屋(すぎとや)富(とみ)右衞門儀六月廿六日朝(あさ)卯刻(むつどき)幸手宿我が家出立致し下總葛飾郡藤田村名主儀左衞門方へ泊(とま)り廿七日朝卯刻過(すぎ)出立致し下野(しもつけ)都賀郡(つがごほり)栃木(とちぎ)中町(なかまち)油屋徳右衞門方へ泊(とま)り廿八日同所に逗留(とうりう)廿九日晝(ひる)巳刻(よつどき)過栃木中町を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
考へ又元の水口より立出何喰(なにくは)ぬ顏(かほ)にて我が家を指(さし)て立歸りたり道庵(だうあん)は此日病家(びやうか)にて手間(てま)取漸々(やう/\)夜(よ)亥刻(よつどき)近き頃歸り來り灯(あかり)を點(とも)して四邊(あたり)を見るに座敷を取散(ちら)しあれば不審(ふしん)に思ひ其邊(へん)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
付よと申渡(わた)されしに付役人は八方に眼(まなこ)を配(くば)り諸所を尋(たづ)ねしに一向(かう)知(し)れざりしが原田平左衞門と云市中(しちう)廻の同心(どうしん)或夜亥刻(よつどき)過(すぎ)根津(ねづ)の方より歸(かへ)り懸(かけ)池(いけ)の端(はた)へ來懸(きかゝ)りしに誰やらん堀を越(こえ)垣(かき)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
拾ひ得て持歸らんと存じ夜に入て種々(しゆ/″\)尋(たづね)探(さが)せ共何(いづ)れが父の骨なるや相知れ申さず然る處其夜亥刻時(よつどき)過(すぎ)にも候はん二人の駕籠舁通掛り去年此所にて彦兵衞御仕置になりしが那(あ)の人殺しは彦兵衞に非(あら)ず惡人は外(ほか)に有(ある)由(よし)話(はな)しながら行過(ゆきすぎ)候故後を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
午後から怪ぶまれていた空から、夕ぐれとともにぽつりと落ちて、四刻(よつどき)には音もなく一面に煙るお江戸の春雨であった。
寛永相合傘 (新字新仮名) / 林不忘(著)
大事はまだ当夜の四刻時(よつどき)ごろに残っている。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
然るに榛軒は何故か急に泣き出して、いかに慰めても罷めなかつた。乳母はこれがために参詣を思ひ留まり、夫も昼四時(よつどき)前に本郷を出ることを得なかつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)