“道庵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だうあん50.0%
どうあん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甚兵衞聞出しければ彼が留守るすへ忍び入て物せんと茲に惡心あくしんを生じ旦暮あけくれ道庵だうあんたくの樣子をうかゞ或夜あるよ戌刻頃いつゝごろきたりて見れば表は錠前ぢやうまへ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「私は——牛込御納戸おなんど町の一しき道庵だうあんの伜綾之助あやのすけと申します」
医者にておもらいよ、長者町の道庵どうあんさんに診ておもらい。なあに、道庵先生なら心配はないよ、あの先生の口からお前の身の上がばれるなんということはないよ。
大菩薩峠:02 鈴鹿山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
山田の町を道庵どうあん先生が、今おともを一人つれてのこのこと歩いています。
大菩薩峠:06 間の山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)