“道傍”の読み方と例文
読み方割合
みちばた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わしがこの間道傍みちばたの畑で仕事をしていたら、一人の女が泣きながら棺桶を運んで行くのを見た。わしはだれが死んだかたずねてみた。
イワンの馬鹿 (新字新仮名) / レオ・トルストイ(著)
木内桜谷は道傍みちばたの古材木に腰を掛け、低く垂れた頭を、ぐらぐらと力なく左右に振りながら云った、「おらあうちへは帰れねえんだ」
へちまの木 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
同じころボストン市に逗留とうりゅう中、日曜日の夕方、かの有名なる歴史的の公園地「コンモンス」にぶらぶら散歩したところが、道傍みちばたに二
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)