“道路”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みち62.5%
どうろ25.0%
だうろ5.0%
おうらい2.5%
そと2.5%
わうらい2.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夕暮の野路でも、彼女たちはつかれきつて、默々と、まだ夜露にしめらない、土埃りのたつ道路みちを、まつ黒い影で二三人づつ歩いてゆくのだつた。
桑摘み (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
彼が家の横なる松、今は幅広き道路みちのかたわらに立ちて夏は涼しき蔭を旅人に借せど十余年の昔は沖より波寄せておりおりその根方ねかたを洗いぬ。
源おじ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
へいくと、今度こんどひろ道路どうろとおるので、多数たすう家屋かおくりはらわれたあとでありました。
とびよ鳴け (新字新仮名) / 小川未明(著)
田畑たはたあらされたこと七十八萬五千餘町しちじゆうはちまんごせんよちようのぼり、そのほか道路どうろ破損はそん
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
此塲合に於ては此邊道路だうろなりしならん、此所より此所の間には當さに道路有りしなるべきなりなどと云ふを得れど、かくなる塲合は决して多からさるなり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
道路だうろしゆのやうにうねつてゆく。
畑の祭 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
むせぶようなやみのなかを、ギイとの音がしたりして、道路おうらいより高いかと思うような水の上を、金髪娘を乗せたボートがかいをあげて、水をってゆくのだった。
朱絃舎浜子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
あるいは「東洋の紐育ニュウヨーク」もしくは「東洋の桑港サンフランシスコ」——こう呼ばれている上海シャンハイも、昔ながらの支那街としての県城城内へ足を入れれば、腐敗と臭気と汚穢おわいとが、道路そとにも屋内うちにも充ち満ちていて、鋭い神経を持った人は近寄ることさえ忌み嫌った。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
俺の母犬おふくろは俺を生むと間もなく暗黒やみの晩に道路わうらいで寝惚けた巡行巡査に足を踏まれたので、喫驚びつくりしてワンと吠えたら狂犬だと云つて殺されて了つたさうだ。
犬物語 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)