“みち”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ミチ
語句割合
32.2%
30.3%
21.9%
5.4%
道路1.6%
未知1.0%
往来0.8%
0.6%
街路0.5%
0.4%
途中0.4%
途上0.3%
0.3%
道程0.3%
滿0.2%
0.2%
0.2%
通路0.2%
0.1%
0.1%
0.1%
方法0.1%
未見0.1%
用途0.1%
街道0.1%
往還0.1%
もる0.1%
三千0.1%
佛道0.1%
0.1%
0.1%
充実0.1%
充満0.1%
商法0.1%
小径0.1%
小徑0.1%
0.1%
径蹊0.1%
御路0.1%
有料道路0.1%
海驢0.1%
0.1%
県道0.1%
0.1%
船路0.1%
行程0.1%
行路0.1%
街上0.1%
見違0.1%
0.1%
跡程0.1%
路上0.1%
0.1%
0.1%
道教0.1%
道筋0.1%
道義0.1%
道順0.1%
0.1%
0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のわかるまで私の白い燈火を見せましょう。路がわかっても、声を出さないで下さい。上へ行き着いた時にも呼ばないで下さい」
李一は小さいガラスの瓶に二疋の人魚を入れて、いまは全く夜になった海岸の町を指して帰ってゆくで、瓶の中からい声がして
不思議な魚 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
二人は、をはなれると、しました。ちょうどそのとき、横合いから、演習にいった兵隊さんたちがをさえぎりました。
少女と老兵士 (新字新仮名) / 小川未明(著)
その最初の山路は、石を切り草を払うだけの労力も掛けない、ただの足跡であったのであろうが、獣すら一筋のをもつのである。
峠に関する二、三の考察 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
私の保護者は、自分の席にのぼつて、角笛を鳴らした。さうして、私たちは、町の「石だらけの道路」を、がら/\と通つていつた。
けれどもそれはく、作者に未知えざる驚異する世界自身発展であって、けっして畸形ねあげられた煤色のユートピアではない。
久助は、長いこと往来に立ちつくしていた。そうやって、お駒ちゃんの残したことばを、あたまの中でかんでいるようなようすだった。
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)
……去年ごろまでは、樹蔭で、戸田街道表通りへ土地たちも勝手通行したのだけれども、いまは橋際木戸出來て、構内つた。
鳥影 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
白っぽい街路の上に瓦の照返しが蒸れて、行人の影もまばらに、角のところ天屋のが夕待顔にだらりと下っているばかり——。
さてなげいれたる小石、いかなる形なりともいつとなく人のめたるごとく円石となるも又奇妙ふしぎなり。されば社のえんの下に大小の円石みちたり。
○又尾張の名古屋の人吉田重房がしたる筑紫記行巻の九に、但馬国多気郡納屋村より川船にて但馬の温泉途中したる、○猶舟にのりて
一色ノには、きのう途上にてお会いなされた不知哉丸さまの母御前藤夜叉さま、おの刑部殿、ほか一族どももお待ち申しておりましょう。
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彩画をほどこした銀泥の襖、調度の物の絢爛さ、いま大奥の一間にき合っているのは、家綱の寵妾の方と、一人は久しく見えなかった姉の光子の御方だった。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
酔つぱらひのカレーニクはまだ道程の半ばにも達しないで、なほもその呂律のまはらぬ、だらしのない舌でしか口にのぼすことの出来ないやうなりぬきの悪態で
りたるが已に滿寛永三年三月十五日の上刻に玉の如くなる男子を誕生し澤の井母子の悦び大方ならず天へも心地して此若君生長を待つより外はるべし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
景行天皇のにも、山に邪神あり、郊に姦鬼あり、を遮り、径に塞がりて、多く人を苦しましむとも、またそれを具体的に述べて、東夷のうち蝦夷もっとも強く、党類をめて辺界を犯し
人身御供と人柱 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
句碑を見て溝蕎麦左へと
六百句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
やがて、母屋と離座敷との間の通路から、この旅籠、武蔵屋の構外へ出ようとした。そうしてまたそこで、地上へ、血溜りのような物を——胴抜きの緋の長襦袢を産み落とした。
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
それからもなく、森閑まりった修行場に、やられる気配がしましたので、不図いてると、それは一人指導役老人かれた、のなつかしい母親なのでした。
していわんやまたザラに世上に跋扈する道で聞きに説く輩においてをやだ。
この人藥のを深く知れり。かれ天皇が御病を治めまつりき。
「そうだ! 運を天にまかせて——それよりほかに方法はない」
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
未見の境を旅するといふ感じは、犇々と私の胸に迫つて来た。空は低く曇つてゐた。目を遮ぎる物もない曠野の処々には人家の屋根が見える。名も知らぬ灌木の叢生した箇処がある。
札幌 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
面倒なりに計らへと皺枯れたる御声にて云ひたまはんは知れてあれど、恐る/\圓道或時、思さるゝ用途もやと伺ひしに、塔を建てよと唯一言云はれしり振り向きも為たまはず
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
と遠くの街道からこのとき捨て台詞の流れてくるのに、振りかえってみれば。
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
駈け出すわけにはいかず、そうかといって振り返ることもできずに、与吉は半ば死んだ気でフラフラと往還のみちびくがままにたどってゆく。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
山に沿ってうねりくねってゆく往還、片側は苗木を植えた陽だまりの丘で、かた方は切りそいだように断崖絶壁
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
ますらをは友のさわぎになぐさもる心もあらむ我ぞ苦しき (巻十一)
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
あのお寺のお住持はやっぱり山野の同郷の人で、それは変り者ですの。三千さんのことで、私も一寸お寄りして今帰りなのですが、あなたはあのお住持がお国のなことを御存じないの?
一寸法師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
これは、建治二年十二月九日に身延から佛道の教へに答へられた長い書簡の書出しである。
「あるともあるとも。法斎老は、常に薄とぼけたをしておざるが、当時、原彦次郎の手について、を離れて見事な働きをなされたお一人と聞き及ぶ」
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
先生言論には英雄意氣ながら先生生活一見平凡るものでした。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
はな」と老儒者は意味深くいった。「島をのがれて江戸へはいって以来、武力と金力の充実ている、大名衆へ眼をつけて、ひたすら思想を吹き込んだものだ」
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
巻絹はち縫うて衣裳にすれどもらず、衣服に充満けるが、後にその末を見ければ延びざりけり、鍋は兵糧をくに、少しの間に煮えしとなり。
あの年浪の寄るほどには稽古もつみて世渡りの商法も知らぬではなく、それこそ相談の相手にも成るべし。
暗夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
川原の中に小径があるでしょう、だんだん曲って向うの崖の上の道路へ出るようになっているのね、わたしあそこを見詰めていると、きっとお前がやって来そうなところだと思うの。
童話 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
漫歩してに迷ひ、農夫に教へられてに歸ることを得つといふ。
でも、この険窄な径蹊を征服して高い頂きに達した時の歓びを想ふと、苦困も泡沫のやうに消え去りませう。
〔婦人手紙範例文〕 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
「我、汝が命のために、善きせむ」といひて、すなはちなし勝間の小船を造りて、その船に載せまつりて、教へてまをさく、「我、この船を押し流さば、ややいでまさば、御路あらむ。 ...
私もいま、こちらへ来ながら道の片側だけは見て来ましたが……この闇夜で、しかも……この有料道路の長さが六近くもあるんですから、それに沿った谷の長さもなかなかあるんですよ。
白妖 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
ここにの神みづから出で見て、「この人は、天つ日高の御子、虚空つ日高なり」といひて、すなはち内に率て入れまつりて、海驢の皮の疊八重一一を敷き、また疊八重一二をその上に敷きて
だがお米の平常を思うと、血のを起こして泣いたり、わがままをいって飛びだしたり、平気で帰ったりすることは、阿波にいた頃からありがちで、それに、こんな手紙をよこして
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
つきのくてるやうなるも威嚴はれるかとしく、かくあげて頬足のくつきりとせしなど今更のやうにられ、をうつとりしてるとはれて
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
文覺荒法師は、佐渡される船路で、暴風雨つたが、船頭水夫共へてぐにも頓着なく、なりにそべつて、高鼾ぢや。
旅僧 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
恋ちょう真清水をくみ得てしばしは永久の天を夢むといえども、この夢はさめやすくさむれば、またそのさびしき行程にのぼらざるを得ず、かくて小暗き墓の門に達するまで
わかれ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
諸王、諸臣、及び天下の百姓、長老は愛児を失ふがく、塩酢之昧口に在れどもめず、少幼者める父母ふが如くて、つる声、行路に満てり、耕夫を止め、舂女せず。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
そして、そのあいだの七年間は、音信不通。各自、道につとめて、たとえ街上で行き会っても、言葉をかけること無用たるべし。
煩悩秘文書 (新字新仮名) / 林不忘(著)
旦那様もお身形が変りお見違げえ申すになりました、誠にまアあんたもおふけなさいました
ちに西北に向ひて、今尚茫々たる那須野原れば、天はく、地はに、唯平蕪の迷ひ、断雲の飛ぶのみにして、三里の坦途、一帯の重巒、塩原は其処ぞと見えて、行くほどにらず
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
これから出て、流に沿いて、田圃の方を。私だ知らんけれども、余程景色が好いさう。御一所にと云ふのだが、大分跡程が有るから、貴方は御迷惑でありませう。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
陽の弱よわしい夕方近いころで、通る人の影が、寒く長く路上に倒れていた。
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)
「桃李言わざれども下自らを成す」なんて済ましていられるもんじゃないよ。
愛陶語録 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
馬車は、うねうねと、黄昏の坂路にかかった。坂のうえに、灯が見えた。あれもこれも母の枕べにともる灯かと思われた。——坂を登り切ると、は並木の下を縫っている。
かんかん虫は唄う (新字新仮名) / 吉川英治(著)
また“道教”のお師にも、以来、便りすらしておりません。せて、一度ふるさとを訪い、日頃のびをすましたい思いで胸がいっぱいです。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
拉薩の市の城門から真直ぐに延びている大道路は常磐木の並木に飾られて噠𡃤喇嘛の宮殿へまで同じ道幅に続いているが、今も昔もその道筋には仏の慈悲を讃えるために
喇嘛の行衛 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
あのとき負けてしまへば道義に叶はなかつたゞらうし、今負けるのは正義に反するのである。今私は時間といふ靜かな中間物を通して、あの危機を振り返る時さう思ふのである。
りさらに東北へ数町行くと駒込林町へ出るのであるがもちろんこれは今日の道順で文政末年には医学校もなければ郁文館中学もあろう筈がない。
大鵬のゆくえ (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
彼の専門とする経済学も、彼をして人毎に一つの癖はある者を我には許せ経済の洒落しめたる経済学も、或は古風なる「マンチェスター」派のものなりと顧みざる者もあらん。
明治文学史 (新字旧仮名) / 山路愛山(著)
良因 なにを申すも、遠い道中でございますから、旅から旅をさまよひ歩いて、いつ戻られるかはつきりとは判りませんが、先づ白河の關に秋風でも吹きましたら……。
能因法師 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)