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通路
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みち
ふりがな文庫
“
通路
(
みち
)” の例文
僅かに人間一人通れるほどの
通路
(
みち
)
で、一方の口は群衆六百の眼玉の光る庭に開き、そして他の一方の口は、内廊下の——其處には藤屋の番頭や手代や
銭形平次捕物控:177 生き葬ひ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
やがて、母屋と
離座敷
(
はなれ
)
との間の
通路
(
みち
)
から、この
旅籠
(
はたご
)
、武蔵屋の
構外
(
そと
)
へ出ようとした。そうしてまたそこで、地上へ、血溜りのような物を——胴抜きの緋の長襦袢を産み落とした。
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
崩壊された見付の跡らしい古い石垣に添うて、
濠
(
ほり
)
の土手の上に登ると、芝草の間に長く続いた
小径
(
こみち
)
が
見出
(
みいだ
)
される。その小径は捨吉の好きな
通路
(
みち
)
であった。そこには楽しい松の樹蔭が多かった。
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
泥んこの
通路
(
みち
)
がやけに癪に触る
横顔
(新字新仮名)
/
上田進
(著)
“通路”の意味
《名詞》
(context、transport)通行のための道。
(context、dated)道を往来こと。
(context、dated)交際こと。
(出典:Wiktionary)
通
常用漢字
小2
部首:⾡
10画
路
常用漢字
小3
部首:⾜
13画
“通”で始まる語句
通
通夜
通過
通人
通牒
通暁
通草
通常
通帳
通行