“逕”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こみち42.9%
みち42.9%
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これとは反対に根笹は草に隠れて、地続きの一方の空地にはのぞいても眼につかぬのに、いつになってもその根が走って来ることを止めない。こみちにも出れば芝生の中にも出る。
よろず屋の店と、生垣との間、みちをあまして、あとすべていまだ耕さざる水田みずた一面、水草を敷く。紫雲英げんげの花あちこち、菜の花こぼれ咲く。
山吹 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ほんとに長い日がいつかつてしまつたものだ。
八歳の時の憤激 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)