“石逕”の読み方と例文
読み方割合
いしだたみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もうこうなっては、足音などをぬすんではいられない。半分は夢中でお袖をひき起こして、お琴とお由が左右の手をとって、むやみに引き摺りながら駈け出した。山の降り口は石逕いしだたみになっている。
半七捕物帳:55 かむろ蛇 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)