“兵隊”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
へいたい97.1%
ちんだい2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二人ふたりは、みせまえをはなれると、しました。ちょうどそのとき、横合よこあいから、演習えんしゅうにいった兵隊へいたいさんたちがみちをさえぎりました。
少女と老兵士 (新字新仮名) / 小川未明(著)
軍隊ぐんたいが長い行軍こうぐん疲労ひろうしきると、楽隊がくたいがそれはゆかいな曲を演奏えんそうする、それで兵隊へいたいの疲労をわすれさせるようにするというのであった。
真正面の青天井に見当を附けて兵隊ちんだいさん式にオチニオチニと歩まぬと、虱の卵を生み附けられた顔がイクラでも眼に付きます。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)