トップ
>
杵
ふりがな文庫
“杵”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きね
93.4%
しょ
3.3%
きおと
1.6%
ぎね
1.6%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きね
(逆引き)
ゆうべは夜ふけまで隣りの
杵
(
きね
)
の音にさわがされ、今朝は暗いうちから向うの杵の音に又おどろかされると云うようなこともあるが
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
杵(きね)の例文をもっと
(50作品+)
見る
しょ
(逆引き)
金剛
杵
(
しょ
)
を執って、瞑目しつつ、無我無心——自ら、日輪中に、結跏趺坐して、円光を放ち、十方の諸仏、悉く白色となって、身中に入る、という境地で入りかけた。
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
杵(しょ)の例文をもっと
(2作品)
見る
きおと
(逆引き)
諸王、諸臣、及び天下の百姓、
悉
(
ことごと
)
に
長老
(
おきな
)
は愛児を失ふが
如
(
ごと
)
く、
塩酢之昧
(
あぢはひ
)
口に在れども
嘗
(
な
)
めず、
少幼者
(
わかき
)
は
慈
(
う
)
める
父母
(
かぞ
)
を
亡
(
うしな
)
ふが如くて、
哭
(
な
)
き
泣
(
いさ
)
つる声、
行路
(
みち
)
に満てり、
乃
(
すなは
)
ち
耕夫
(
たがやすもの
)
は
耜
(
すき
)
を止め、
舂女
(
つきめ
)
は
杵
(
きおと
)
せず。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
杵(きおと)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ぎね
(逆引き)
手
杵
(
ぎね
)
で餅を
搗
(
つ
)
き、削り掛けを以てしでに垂れ、
手火
(
たひ
)
を投げて火祭をする風習が、田舎の隅々にまで伝わっているのみならず、数多い月々の
節
(
せち
)
の日なども
年中行事覚書
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
杵(ぎね)の例文をもっと
(1作品)
見る
“杵”の解説
杵(きね)とは、臼と共に使い、おもに穀物の脱穀や籾すりなどに用いる道具。
(出典:Wikipedia)
杵
漢検準1級
部首:⽊
8画
“杵”を含む語句
彼杵
臼杵
杵築
金剛杵
手杵
瓊瓊杵尊
一杵
西彼杵
燧杵
杵柄
杵屋
瓊々杵尊
横杵
杵島
市杵島姫命
臼杵耶蘇会神学林
大杵
米搗杵
水杵
竪杵
...
“杵”のふりがなが多い著者
亀井勝一郎
久保田万太郎
中里介山
徳冨蘆花
淡島寒月
直木三十五
柳田国男
ロマン・ロラン
吉川英治
南方熊楠