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金剛杵
ふりがな文庫
“金剛杵”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こんごうしょ
71.4%
こんがうしよ
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんごうしょ
(逆引き)
法を護る諸天善神達は
絢爛
(
けんらん
)
なる甲冑に
槊
(
ほこ
)
、剣、戟、
金剛杵
(
こんごうしょ
)
、
弓箭
(
ゆみや
)
にて働く。或は三面に
八臂
(
はっぴ
)
なるあり、或は一面に三眼を具するもある。
阿難と呪術師の娘
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
そして、左手に
金剛杵
(
こんごうしょ
)
を持ち、首へ
珠数
(
じゅず
)
をかけてから、炉の中の灰を、右手の指で、額へ塗りつけた。
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
金剛杵(こんごうしょ)の例文をもっと
(5作品)
見る
こんがうしよ
(逆引き)
目ざまし草に於ける正直正大夫の
金剛杵
(
こんがうしよ
)
、鴎外、露伴、縁雨の三人冗語——これは後れて出て来た若い作家、評論家の群を、大家連が圧迫したやうなものであつた。
明治文学の概観
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
といふ
掛声
(
かけごゑ
)
とゝもに、
制吒迦
(
せいたか
)
の
如
(
ごと
)
く
顕
(
あら
)
はれて、
写真機
(
しやしんき
)
と
附属品
(
ふぞくひん
)
を、三
鈷
(
こ
)
と
金剛杵
(
こんがうしよ
)
の
如
(
ごと
)
く
片手
(
かたて
)
にしながら、
片手
(
かたて
)
で、
帯
(
おび
)
を
掴
(
つか
)
んで、
短躯小身
(
たんくせうしん
)
の
見物
(
けんぶつ
)
を
宙
(
ちう
)
に
釣
(
つ
)
つて
泳
(
およ
)
がして
引上
(
ひきあ
)
げた
英雄
(
えいゆう
)
である。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
金剛杵(こんがうしよ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“金剛杵”の解説
金剛杵(こんごうしょ、sa: वज्र vajra ヴァジュラ、 ドルジェ)は、日本仏教の一部宗派(天台宗・真言宗・禅宗)やチベット仏教の全宗派で用いられる法具。
仏の教えが煩悩を滅ぼして菩提心(悟りを求める心)を表す様を、インド神話上の武器に譬えて法具としたものである。
(出典:Wikipedia)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
剛
常用漢字
中学
部首:⼑
10画
杵
漢検準1級
部首:⽊
8画
“金剛”で始まる語句
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