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引上
ふりがな文庫
“引上”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひきあ
66.7%
ひきあげ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひきあ
(逆引き)
見物が
又
(
また
)
騒
(
さわ
)
ぐ。
真黒
(
まつくろ
)
に
塗
(
ぬ
)
りたてた空の
書割
(
かきわり
)
の
中央
(
まんなか
)
を大きく
穿抜
(
くりぬ
)
いてある
円
(
まる
)
い穴に
灯
(
ひ
)
がついて、
雲形
(
くもがた
)
の
蔽
(
おほ
)
ひをば糸で
引上
(
ひきあ
)
げるのが
此方
(
こなた
)
からでも
能
(
よ
)
く見えた。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
と
若
(
わか
)
いものを
連
(
つ
)
れて、どたばた
引上
(
ひきあ
)
げる
時分
(
じぶん
)
には、
部屋
(
へや
)
の
前
(
まへ
)
から
階子段
(
はしごだん
)
の
上
(
うへ
)
へ
掛
(
か
)
けて、
女中
(
ぢよちゆう
)
まじりに、
人立
(
ひとだ
)
ちがするくらゐ、
二階
(
にかい
)
も
下
(
した
)
も
何
(
なに
)
となく
騒
(
さは
)
ぎ
立
(
た
)
つ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
引上(ひきあ)の例文をもっと
(16作品)
見る
ひきあげ
(逆引き)
村人が、男を
引上
(
ひきあげ
)
に行った時、草の繁っている蔭に、手足を縮めて、丸くなって、溺れている男を見た。顔は青白く、短かい髭が顎に生えている。
僧
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
聞
(
きゝ
)
母子諸共
(
おやこもろとも
)
先番屋へ
引上
(
ひきあげ
)
勘兵衞が後家の家主を
呼
(
よび
)
段々
(
だん/\
)
掛合
(
かけあひ
)
の上屆に及びしかば
檢使
(
けんし
)
出張
(
しゆつちやう
)
にて勘兵衞
後家
(
ごけ
)
并
(
ならび
)
に太七が
口書
(
くちがき
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
引上(ひきあげ)の例文をもっと
(8作品)
見る
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“引”で始まる語句
引
引込
引摺
引返
引張
引掛
引籠
引立
引緊
引出
検索の候補
取引上
後引上戸
引摺上
引泣上
逆上引下
“引上”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
押川春浪
泉鏡太郎
作者不詳
樋口一葉
水上滝太郎
泉鏡花
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
ヴィルヘルム・カール・グリム
森鴎外