“引泣上”の読み方と例文
読み方割合
しゃくりあ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分に判切はっきり聞こえたのはただこれだけであった。その他は彼女のむやみに引泣上しゃくりあげる声が邪魔をしてほとんどくずれたまま自分の鼓膜こまくを打った。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)