“口書”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くちがき74.2%
くちが12.9%
こうしょ6.5%
こうしよ3.2%
くがき3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十六日の口書(くちがき)、三奉行の権詐(けんさ)、吾(われ)を死地(しち)に措(お)かんとするを知り、因(よ)ってさらに生を幸(こいねが)うの心なし、これまた平生(へいぜい)学問の得(とく)か然(しか)るなり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
血だらけになったのをどこかへ捨てたんだろう——その剃刀さえ見付かれば、口書(くちが)き拇印(ぼいん)がなくたって、処刑台(おしおきだい)に上げられる女だ
問罪所からは、やがて彼女を取調べたつぶさな口書(こうしょ)に、その処分を仰ぐの旨を添えて、一般の罪囚と同じ形式で、清盛の所へまわしてよこした。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
申立しかば然(さ)ある時は先(まづ)是迄(これまで)にて平左衞門が罪の次第落着(らくちやく)に致すべしとて嘉川一件(けん)の者共口書(こうしよ)申付られ落着の調(しら)べを老中方へ差出(さしいだ)されしとなり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「林彦三郎は口書(くがき)拇印(ぼいん)も濟んで、傳馬町へ送られるといふ話だ、困つたことだな」