“金剛不壊”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こんごうふえ85.7%
こんがうふえ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼の振る棒には、一定の法則があるし、彼の踏む足といい、五体のどこといい、武蔵から見て、これは立派な金剛不壊こんごうふえの体をなしている。
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
登山者の眼中には、金剛不壊こんごうふえの山の本体の前に、永久性の大鳥居がただ一つあるばかりだ。
不尽の高根 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
そしてその中心を法が、自然が金剛不壊こんがうふえの力を以て流れてゐることを夢にも知らない。
孤独と法身 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)