“こんごうふえ”の漢字の書き方と例文
語句割合
金剛不壊100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もっとも汽車の方で留ってくれたから一命だけはとりとめたが、その代り今度は火にって焼けず、水に入っておぼれぬ金剛不壊こんごうふえのからだだと号して寺内じない蓮池はすいけ這入はいってぶくぶくあるき廻ったもんだ
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
下 恋恋恋れんれんれんこい金剛不壊こんごうふえなるがせい
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
と武士は金剛不壊こんごうふえと受け止めたので剣の交叉から瞳をやきそうな火花が散った。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)