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蓮池
ふりがな文庫
“蓮池”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はすいけ
82.5%
れんち
17.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はすいけ
(逆引き)
私はこの
老女
(
ひと
)
の
生母
(
ははおや
)
をたった一度見た覚えがある。
谷中
(
やなか
)
御隠殿
(
ごいんでん
)
の
棗
(
なつめ
)
の木のある家で、
蓮池
(
はすいけ
)
のある庭にむかった
室
(
へや
)
で、お
比丘尼
(
びくに
)
だった。
旧聞日本橋:09 木魚の配偶
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
しばらくすると、この
旱
(
ひでり
)
に水は
涸
(
か
)
れたが、
碧緑
(
へきりょく
)
の葉の深く繁れる中なる、
緋葉
(
もみじ
)
の滝と云うのに対して、紫玉は
蓮池
(
はすいけ
)
の
汀
(
みぎわ
)
を
歩行
(
ある
)
いていた。
伯爵の釵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
蓮池(はすいけ)の例文をもっと
(33作品)
見る
れんち
(逆引き)
火を点じて後、窓を
展
(
ひら
)
きて屋外の
蓮池
(
れんち
)
を
背
(
せな
)
にし、涼を取りつつ机に
向
(
むか
)
いて、亡き母の供養のために
法華経
(
ほけきょう
)
ぞ写したる。その
傍
(
かたわら
)
に老媼ありて、
頻
(
しきり
)
に針を運ばせつ。
妖僧記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
蓮池
(
れんち
)
を行き過ぎて、左へ
上
(
のぼ
)
る所は、夜はじめての宗助に取って、少し足元が
滑
(
なめら
)
かに行かなかった。土の中に根を食っている石に、一二度
下駄
(
げた
)
の台を引っ掛けた。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
蓮池(れんち)の例文をもっと
(7作品)
見る
“蓮池”の意味
《名詞》
蓮を植えてある池。
(出典:Wiktionary)
蓮
漢検準1級
部首:⾋
13画
池
常用漢字
小2
部首:⽔
6画
“蓮池”で始まる語句
蓮池御門
蓮池邸
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