“附属品”の読み方と例文
旧字:附屬品
読み方割合
ふぞくひん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
といふ掛声(かけごゑ)とゝもに、制吒迦(せいたか)の如(ごと)く顕(あら)はれて、写真機(しやしんき)と附属品(ふぞくひん)を、三鈷(こ)と金剛杵(こんがうしよ)の如(ごと)く片手(かたて)にしながら、片手(かたて)で、帯(おび)を掴(つか)んで、短躯小身(たんくせうしん)の見物(けんぶつ)を宙(ちう)に釣(つ)つて泳(およ)がして引上(ひきあ)げた英雄(えいゆう)である。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
そしてかかる良妻の附属品(ふぞくひん)たる平和な家庭が、尊ばれるべきものでないのは言うまでもない。男女の関係に平和はない。人間関係には平和は少い。平和をもとめるなら孤独をもとめるに限る。
悪妻論 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)