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金剛纂
ふりがな文庫
“金剛纂”の読み方と例文
読み方
割合
やつで
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やつで
(逆引き)
月は一庭の
樹
(
じゆ
)
を
照
(
て
)
らし、樹は一庭の影を落し、影と光と
黒白
(
こくびやく
)
斑々
(
はん/\
)
として
庭
(
には
)
に
満
(
み
)
つ。
椽
(
えん
)
に
大
(
おほい
)
なる
楓
(
かへで
)
の如き影あり、
金剛纂
(
やつで
)
の落せるなり。
良夜
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
其中を
縫
(
ぬ
)
うて、宮の横手に行くと、
山茶花
(
さざんか
)
小さな
金剛纂
(
やつで
)
なぞ植え込んだ一寸した小庭が出来て居て、ランプを入れた
燈籠
(
とうろう
)
が立ち
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
散りかゝった
満庭
(
まんてい
)
のコスモスや、咲きかゝった菊や、残る紅の
葉鶏頭
(
はげいとう
)
や、
蜂虻
(
はちあぶ
)
の群がる
金剛纂
(
やつで
)
の白い大きな花や、ぼうっと黄を含んだ芝生や、
下葉
(
したは
)
の
褐色
(
かっしょく
)
に
凋
(
しお
)
れて
乾
(
かわ
)
いた萩や白樺や落葉松や
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
金剛纂(やつで)の例文をもっと
(2作品)
見る
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
剛
常用漢字
中学
部首:⼑
10画
纂
漢検準1級
部首:⽷
20画
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