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やつで
ふりがな文庫
“やつで”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
八手
76.5%
金剛纂
11.8%
八角全盛
5.9%
八角金盤
5.9%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八手
(逆引き)
地所の三方には竹の四つ目垣が結い廻され、
八手
(
やつで
)
の青葉などが所々にあしらわれ、一方の崖には、焼け残った灌木が芽を出し、蔦や蔓が延びました。
崖下の池:――近代説話――
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
やつで(八手)の例文をもっと
(13作品)
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金剛纂
(逆引き)
其中を
縫
(
ぬ
)
うて、宮の横手に行くと、
山茶花
(
さざんか
)
小さな
金剛纂
(
やつで
)
なぞ植え込んだ一寸した小庭が出来て居て、ランプを入れた
燈籠
(
とうろう
)
が立ち
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
やつで(金剛纂)の例文をもっと
(2作品)
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八角全盛
(逆引き)
露に
濡
(
ぬ
)
れた、
老緑
(
ろうりょく
)
の広葉を茂らせている
八角全盛
(
やつで
)
が、所々に白い茎を、枝のある
燭台
(
しょくだい
)
のように
抽
(
ぬ
)
き出して、白い花を咲かせている上に、薄曇の空から日光が少し漏れて
かのように
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
やつで(八角全盛)の例文をもっと
(1作品)
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八角金盤
(逆引き)
棕櫚
(
しゆろ
)
の樹が二三木立つて、
八角金盤
(
やつで
)
が広い手を伸ばして浄水鉢を抱くやうに取囲んでゐた。この駅の旧本陣らしい家の様子を見せて、欄間には渡辺華山の書などが掛けてあつた。
伊良湖の旅
(新字旧仮名)
/
吉江喬松
(著)
やつで(八角金盤)の例文をもっと
(1作品)
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“やつで”の意味
《名詞》
やつで【八つ手】
セリ目ウコギ科ヤツデ属に属する常緑低木の一種。学名:Fatsia japonica。
やつでひとで。
やつであみの略称。
(出典:Wiktionary)