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抽
ふりがな文庫
“抽”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぬ
46.4%
ぬき
22.4%
ひ
21.9%
ぬきん
4.4%
ヌキ
1.6%
ぬきんで
1.6%
ぬきで
0.5%
ヌ
0.5%
ヒ
0.5%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぬ
(逆引き)
またある日、このガスを空気ポンプで
抽
(
ぬ
)
くと、静に蒸発した。翌日同じ事をやると、今度は爆発し、傍にいたデビーも
腮
(
あご
)
に負傷した。
ファラデーの伝:電気学の泰斗
(新字新仮名)
/
愛知敬一
(著)
抽(ぬ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ぬき
(逆引き)
丁度同時に
硯友社
(
けんゆうしゃ
)
の『
我楽多文庫
(
がらくたぶんこ
)
』が創刊された。
紅葉
(
こうよう
)
、
漣
(
さざなみ
)
、
思案
(
しあん
)
と
妍
(
けん
)
を競う中にも美妙の「情詩人」が
一頭
(
いっとう
)
地
(
ち
)
を
抽
(
ぬき
)
んでて評判となった。
美妙斎美妙
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
抽(ぬき)の例文をもっと
(41作品)
見る
ひ
(逆引き)
「俺は今日浅草の観音様へ行ったのさ。思い切りお
賽銭
(
さいせん
)
をあげて、半日拝んだ揚句、この縁談を
卜
(
うらな
)
うつもりで
御神籤
(
おみくじ
)
を
抽
(
ひ
)
いた——」
銭形平次捕物控:073 黒い巾着
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
抽(ひ)の例文をもっと
(40作品)
見る
▼ すべて表示
ぬきん
(逆引き)
不規則なる春の
雑樹
(
ぞうき
)
を左右に、桜の枝を上に、
温
(
ぬる
)
む水に根を
抽
(
ぬきん
)
でて
這
(
は
)
い上がる
蓮
(
はす
)
の浮葉を下に、——二人の活人画は包まれて立つ。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
抽(ぬきん)の例文をもっと
(8作品)
見る
ヌキ
(逆引き)
其寂寞たる光りの海から、高く
抽
(
ヌキ
)
でゝ見える二上の山。
淡海
(
タンカイ
)
公の孫、
大織冠
(
タイシヨククワン
)
には曾孫。
藤氏族長
(
トウシゾクチヨウ
)
太宰帥、
南家
(
ナンケ
)
の豐成、其
第一孃子
(
ダイイチヂヨウシ
)
なる姫である。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
抽(ヌキ)の例文をもっと
(3作品)
見る
ぬきんで
(逆引き)
群像の頭上を
抽
(
ぬきんで
)
てキラキラ閃めくものがある。月光を
刎
(
は
)
ねたり纏ったり、ビリ付いている太刀である。
前記天満焼
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
抽(ぬきんで)の例文をもっと
(3作品)
見る
ぬきで
(逆引き)
薄衣は咽喉までかかっていたが、その薄衣から
抽
(
ぬきで
)
たところの、顔の表情というものは、形容しがたく艶麗であった。
血ぬられた懐刀
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
抽(ぬきで)の例文をもっと
(1作品)
見る
ヌ
(逆引き)
目ざす所は、めどを
抽
(
ヌ
)
き、龜や鹿の甲を
灼
(
ヤ
)
いて、未來の樣を問はうとするのでは御座いません。
死者の書 続編(草稿)
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
抽(ヌ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ヒ
(逆引き)
若人たちは茎を折つては、巧みに糸を引き切らぬやうに、長く/\と
抽
(
ヒ
)
き出す。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
抽(ヒ)の例文をもっと
(1作品)
見る
抽
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
“抽”を含む語句
抽出
抽籤
抽斗
引抽
抽象的
抽象派
小抽斗
抽匣
渋江抽斎
小抽出
抽取
澀江抽斎
抽象
抽箱
抽象究的
抽賞
新抽
澀江抽齋
籤抽
雑抽
...
“抽”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
蒲原有明
泉鏡花
蒲 松齢
国枝史郎
泉鏡太郎
北村透谷
内田魯庵
幸田露伴
夏目漱石